Dr.Loosen
ドクターローゼン
モーゼル地域のカリスマであり、ドイツのリースリングを代表する生産者。
２００１年ゴーミヨにて最優秀醸造家賞受賞、２００５年デカンター誌にて
Man of the year受賞など、輝かしい実績を残しています。
フィロキセラが入ってこなかったことから、いまだに樹齢１００年を超える自根の
樹も数多く所有しており、「テロワールを映し出す鏡」と言われる、繊細かつ
余韻の長い、土地の味わいが良く出たリースリングはまさに芸術品です。
辛口シリーズ
２００８年からスタートしたシリーズ。GGシリーズより上のクラスは樹齢１００年以上の古木を使用。
かつて偉大な辛口リースリングを造っていた曽祖父のレシピで、モーゼルならではのエレガントな
ワインを造っています。1000Ｌのモーゼルの伝統のフーダー樽にて発酵・熟成。

エルデナー　プレラート リースリング アウスレーゼ ゴールドカプセル375ml 極甘口 2017 Erdener Prälat Riesling Auslese Goldkapsel 
生産地：モーゼル 生産者：ドクター・ローゼン 品種：リースリング

中部モーゼル最高の畑「大司教」の名を持つ赤色粘板岩土壌の畑。崖に囲まれており、暖気が滞留するためぶどうの熟度も上がる
が寒暖差もあります。樹齢100年超の古木を使用しているため、なんと接ぎ木ではないそうです！
ゴールドカプセルは特別によい熟成をした証です。

会長コメント
Alc：9.9%　残糖：101.2ｇ/l　酸：8.5g/l
数値はアウスレーゼにしてはなかなかです。デザートワイン専門店代表として、
本来ならばアウスレーゼでこの数値では仕入れません。
しかし、しかしですよ、
数値だけでは語れないバックストーリーも踏まえ、この度仕入れるに十分以上に値すると
判断致しました。

本来はフィロキセラに根をやられないように接ぎ木にするのですが、ここだけは例外。寒いためフィロキレラが来ずに生き残ったそうです。つまり本物100%の葡萄の木が、100年かけて根を張った土壌からミネラルなどの養分を吸い上げるわけで、それが高樹齢のため分母の少ない果実に高濃度に分配されると。
つまり、極めて栄養価の高い葡萄を使っている、ということですね。

さらに赤色粘板岩の土壌
これはこの地域ではここにしかないそうです。
最高の状態の、しかも100歳以上の葡萄の樹
そして鉄分を豊富に含んだ最高の畑
そこでドクターローゼンが作ったゴールドカプセル(通常より良い果汁を使ったロット)となればもう、、、
人生に一度は飲んでみていただきたい一本となります。